健康長寿のための食生活は、ボクシングの減量と違い一生続けていくことです。食事に気を付けて検査データが良好になっても、ホッとして元の生活に戻るとまた数値は逆戻りしてしまいます。
生活を見直し改善していくと、最初の頃は順調に数値が落ちていきますが、基準値に近くなると体重でも何でも、落ち方が悪くなってきます。そのため、嫌になって止めてしまうケースもありますが、頑張って続けていくと、また少しずつ数値は落ちていきます。逆に頑張っていたことを止めてしまうと、今まで1ヶ月で1kg落ちていた体重が、2ヶ月頑張らないと落ちなくなるなど、改善しにくい体質になってしまいます。これは体が「無理をした後はたくさん食べる」ことを覚えてしまい、ダイエットなどが始まると吸収力を高めてしまうことが原因です。
このような結果にならないためにも、「無理をしない」ということが食生活の基本で、1番重要なことです。食べたい物を無理に止めたりするのではなく、今まで毎日食べていた物を週1回に変えるなど自分で制限を設け、上手に調整していけば長続きします。食生活の改善というと、食べる量をしっかりと計ってやらなくてはいけないと思われがちですが、少しの工夫や習慣を見直すだけでも健康に繋がっていきます
繰り返しになりますが、外食も賢く選択していけば悪くありませんが、全体的にカロリーや塩分が高く、野菜が少ないという点は否定できません。ですから、外食をした日は野菜を積極的に食べるように心掛け、いつもの両手の平よりも少し多めに食べて調整します。その代り、肉類を少し控えるなどの工夫をすれば、外食はダメだとか、バイキングなどは行けないということにはなりません。先程例を挙げたように、外食の選び方を変えるだけでも体の中は変わっていきます。毎日続けることがポイントです。
最後になりますが、食事は毎日のことです。「今日は肉をまだ食べていないから昼食には食べなくてはいけない」とか、「もう味噌汁は飲んだから今夜は飲めない」など堅苦しく考えると疲れてしまいます。大まかに考え、いい意味で"アバウト"にしていくことが大事です。細かな内容や量にこだわるよりも、多少食べ過ぎになっても『バランス』を考えた食事が生活習慣病の予防に繋がり、健康長寿のための食生活になっていきます。