食生活チェックの結果 〜各項目で該当が3つ以上あると要注意〜

 A〜Fまでの各項目で3つチェックが入ると、その項目に関係する病気に罹りやすい、もしくは、すでに罹っていることが多いようです。
まず、Aは「お酒」に関する質問です。ここで該当するものが3つ以上ある場合、健康診断で医師からお酒を控えるように指導されている人が多く、肝臓が悪い、肝機能障害を患っている、特にアルコール性の肝機能障害を患っているといった人に多く見られる項目です。

Bは「食生活が不規則」という項目です。ここに多く該当している場合、糖尿病や糖尿病予備軍になる可能性が非常に高くなってしまいます。特に、体重が毎年増加している人は、明らかに食べ過ぎといえます。食べ過ぎが続くと糖尿病に近づくため、食事をセーブする必要があります。体重が増えていく段階は、万一、糖尿病に罹っていても初期の段階です。糖尿病が悪化してくると体重はどんどん落ちてしまいます。食事をきちんと摂っているのに体重が落ちてくるのは、糖尿病がかなり悪化した状態といえます。
また、高血圧や糖尿病といった生活習慣病は、遺伝することが多い病気です。血縁者に糖尿病患者がいて、糖尿病の遺伝子を持っていると、食事や運動不足などに注意をしていても他の人より生活習慣病を早く患う、重症になるといったケースもあります。現在では、4人に1人が糖尿病、もしくは糖尿病予備軍といわれています。このBの項目にも3個以上該当する場合、注意がかなり必要です。

Cは「味付けが濃い・塩分を摂り過ぎている」という項目で、高血圧になりやすい食生活です。比較的、日本人の多くが該当する項目で、これらが高血圧の原因となります。日本食はカロリーも低く、脂肪も少ないヘルシーな食事ですが、塩分が多い食事でもあります。一般的に高血圧の人は味付けが濃い傾向があるようです。
高血圧の場合、塩分を控えるようにいわれます。塩分というと「塩」をイメージしますが、日本人が1番控えなくてはいけないのは塩ではなく「お醤油」です。調理や食事で塩をそのまま使うことは少ないですが、煮物や煮魚などにもお醤油を使います。また、漬物の味が少し薄い場合やお寿司などにもお醤油をかけます。ですから、塩全体を控えるというよりも、お醤油を控えることが大事です。

DとEは、「脂質異常症(以前の高脂血症)」をチェックする項目です。特に、Dは悪玉コレステロールと呼ばれるコレステロールが溜まりやすいタイプで、Eは中性脂肪が高いタイプといえます。同じ血液中の脂質でも、コレステロールが高くなる食生活なのか、中性脂肪が高くなる食生活かによって改善方法が違ってきます。どちらも高い状態は血液がドロドロになり、詰まりやすい状態で良くありません。血液の中に余分な脂質が溜まってしまうと、動脈硬化や心筋梗塞、狭心症のリスクを高めるため、非常に注意が必要です。

最後のFは「高尿酸血症・痛風」に罹る危険性をチェックする項目です。痛風は足の指が突然痛くなる病気で、その痛みは風が吹いても痛い程だといわれています。以前は、ぜいたく病、貴族病などといわれていましたが、最近では若い男性に大変多い病気です。インスタント食品やファストフードなどを頻繁に食べ、ビールやジュース、コーヒーを飲み、野菜はほとんど食べないといった生活をしていると、尿酸値が高くなり痛風になります。
この痛風という病気は男性に多く、女性は女性ホルモンに痛風を起こしにくくする作用があるため、あまり馴染みがありません。そのため、男性と女性で同じ食事をしていても、痛風に罹るのは男性だけということがあります。しかし、加齢により女性ホルモンの分泌が悪くなると、女性も痛風を患う危険性が高くなるので、気を付けましょう。

チェック表の全ての項目で該当する数が3個以上の場合、食生活を見直す必要があります。しかし、今日から全て改善することは難しく、ストレスを溜める原因になります。少しずつでも該当項目を減らしていく努力が大切になります。



‖ TOP ‖  ‖  ‖  ‖  ‖  ‖  ‖
‖  ‖  ‖  ‖ 10 ‖ 11 ‖ 12 ‖ 13 ‖

株式会社保健同人社 Copyright(C)2004 HOKENDOHJINSYA Co.,Ltd