まとめ 〜日頃の習慣や体調管理、情報収集が感染リスクを下げるポイント〜

 2007年、高校や大学で「はしか」が流行しました。現在このような流行を防ぐため、中学1年生、高校3年生にワクチンの接種を勧めていますが、なかなか進んでいないのが現状です。「はしか」を無くすことも大事ですが、このような病気と新型インフルエンザが同時に発生した場合、病気のリスク押し上げるという点が問題です。リスクを少しでも下げるためにも普段から、普段出来る予防接種などをきちんと受けておく必要があります。
健康な人が新型インフルエンザやSARSのような病気に罹った時、誰が症状が悪化するかは分かりません。しかし、糖尿病がきちんとコントロールできていない人や血圧が常に不安定、慢性肺疾患の薬をきちんと飲んでいないなど、慢性疾患のある人が感染症に罹った時は間違いなくハイリスクグループとなります。これこそあらかじめ分かっていることなので、落ち着いている今こそ、日頃からコントロールしておくことが必要不可欠です。
繰り返しになりますが、ただ心配するのではなく、インフルエンザの個人予防策として、普段からしっかりと手を洗う、マスクをする、うがいなどの習慣を身に付けておきましょう。常にバランスの良い食事を心掛け、具合が悪ければすぐに休む、慢性疾患をきちんとコントロールする、予防接種を受けておくことが、多くの感染症の予防と被害の減少に繋がります。今、日本国内で鳥インフルエンザに感染する確率は非常に低いですが、海外旅行でも死んでいる鳥や病気の鳥に触らない、不用意に養鶏場や屠殺場に近づかないことも重要です。
新型インフルエンザは、もし発生すれば一種の大規模災害です。正しい情報はどこから出ているかを知り、どこの医療機関に行けば良いのか、地域の情報を調べておくと安心です。また、水や食料、医薬品、消毒用品など、日常生活に必要な用品をある程度は余裕をもって備蓄しておくことは必要です。とはいえ、備蓄よりも手洗いなどの習慣の方がより効果的な備えです。できることを今から行い、新型インフルエンザが、発生してもパニックにならないことが被害を抑える大きなポイントとなるでしょう。



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