インフルエンザウイルスの感染 〜周囲にうつさないためには、症状がピークの前、そして後にも注意が必要〜

 インフルエンザウイルスを人の鼻の中に入れ(接種して)、症状の変化と、その人が外に出すインフルエンザウイルス量の変化を研究した実験があります。インフルエンザウイルスがうつってから2、3日で熱が一気に上がり、その後4、5日かけて段々と熱が下がっていきました。インフルエンザウイルスは、熱が出る前のぞくぞくとした感じのあたりから体外に出始めます。ということは熱の出る前から、人にうつす可能性があることになります。ウイルスが体外に出る量は熱がピークの時、つまり症状が出て間もなくで、熱が下がると共に体外に出すウイルス量も次第に減ってきます。しかし、熱が下がってもまだ1−2日はウイルスは外に出ています。つまり、治りかけはまだ人にうつす可能性があることになります。学校保健安全法では、インフルエンザは、熱が下がってからも2日間は学校を休んでもらうという決まりがありますが、大人にはそのような決まりがありません。熱が下がり始めてくると仕事などに出ていってしまう人は多いのですが、そのために人にうつしてしまいます。したがってもし十分に回復していないうちに人前に出るならば、「人様にうつさない」というような気持ちでマスクをするなどして頂くと有り難いです



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