基本的なストレッチングの効果 〜副交感神経を優位にし、筋肉をリラックスさせる〜

 「ストレッチング」には、生理的・物理的な効果があり、「関節の緊張を和らげる」「関節の可動範囲を広げる」「血液循環を促進させる」といった3つの効果が挙げられます。しかし、この3つの効果には持続性がないため、頻繁に行う必要があります。とはいえ、全てのストレッチングを行うことは難しいため、自分に合っているもの、気持ち良いと感じられるストレッチングを見付けていくことが「オーダーメイド・ストレッチング」だといえます。関節の可動域を広げ、血液循環を促進させるためのストレッチングは、運動前のウォーミングアップや筋肉の硬さからくる痛みを和らげます。なかでも疲労解消に非常に効果的で、疲れた日や肩が張る、腰のだるさなどがある場合は、無理のないストレッチングがおすすめです。
私達は交感神経が優位な時は心拍数や血圧が高く、ホルモン分泌が盛んで体が戦闘モードになっています。逆に眠い時などは、脈拍数や血圧が落ち着き、呼吸数も少ない副交感神経優位のリラックスした状態です。ストレッチングには、この副交感神経を優位にさせる効果もあります。副交感神経が優位になっていれば、過度の緊張を和らげる・筋肉をリラックスした状態にする・ストレスを緩和する・自律神経系を安定させる・血液循環を促すなどの効果が得られます。そのため、ストレッチングは、運動前のウォーミングアップよりも運動後のクーリングダウンとして行う方がより効果的です。疲れた日や運動の後にストレッチングで体を開放することは非常に重要です。



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