「ストレッチング」には、筋肉の調整、疲労回復、体のコンディションを整える役割があります。最近では、運動不足解消のためにいろいろな運動が注目されていますが、足腰が疲れていたり、肩凝り、腰痛がある時は、無理に運動をするよりも運動できる元気を取り戻すことが最優先です。睡眠や入浴、食事、マッサージなどの調整で心身をリセットし、まずは運動ができる体を作っていくことが重要です。痛みや怪我をしている時はストレッチングをしてはいけませんが、運動ができるようになったら、できるストレッチングで筋肉をほぐしていくと効果的です。
繰り返しになりますが、同じ姿勢を続けたり、運動不足によって硬くなった筋肉は、腰痛や肩、首の凝り、疲労に繋がります。また、体を冷やし、不調や思わぬ怪我の原因にもなります。ストレッチの指導本や雑誌のストレッチ特集に掲載されているお手本のようなストレッチングを無理して行うのではなく、自分なりのオーダーメイド・ストレッチングからスタートすることが大切です。そのため、硬くなった筋肉や積極的に伸ばしたい部分をチェックし、意識しながら3ステップ・ストレッチングでゆっくり伸ばしていくことがポイントになります。ただし、オーダーメイドのストレッチングでも、止めるところはしっかり止めておかなければ筋肉は伸びません。最初から諦めるのではなく、自分のできるポーズや無理のないストレッチングからスタートし、徐々に正しいフォームにしていくことが大事です。そのため、伸ばしたい筋肉の位置を知っておくと効果的です。また、ストレッチングは、筋肉を引っ張る方向、捻り方、つま先の向きなど、どこをどのように伸ばすかによって伸びる筋肉が変わります。いつもと同じストレッチングではなく、少し工夫するだけでより自分に合ったストレッチングに変化していきます。
最後になりますが、ストレッチングは苦痛に感じるのではなく、気持ち良いと感じることが重要です。自分1人で行う「セルフ・ストレッチング」と、1人ではできないストレッチングをサポートしてもらうことによって可能になる「パートナー・ストレッチング」で心身共にリラックスすることが健康に繋がります。