心電図検査 〜安静時だけでなく、活動時の心電図が動脈硬化の発見に繋がる〜

 健康診断ではベッドに横たわった安静時の心電図を記録していきます。動脈硬化が進み、心臓の血管が90%詰まっていても、安静にしていれば症状が出ない人もいます。そのため、安静時の心電図だけでは動脈硬化が見つけられず、正常という結果が出てしまうケースも多いようです。
正しい検査結果を出すためには「運動負荷検査」を行うべきです。足の動脈硬化が安静時に症状が出なくても、歩いていると足が痛くなるように、心臓の血管も安静時には心電図に異常が出ません。そのため、運動負荷検査では、心電図を付けながらベルトコンベアの上を歩く運動をしながら心臓の筋肉に十分な血液が届いているかをチェックしていきます。もし、心臓に十分な血液が流れていなければ、心電図の変化として検出されます。このように心臓の状態が分かれば、さまざまな方法で心臓の血管形成をすることが可能になります。
以前は運動負荷検査の結果、心臓の血管に重篤な動脈硬化層があり、血管内空が非常に狭くなっているという疑いがあれば「血管造影検査」という検査を行っていました。しかし、この検査は入院する必要があり、気が重い、時間が取れないという人も多く、受けるのが難しい検査でもありました。最近ではCT検査の技術が飛躍的に進歩し、外来で拍動する心臓の画像が撮れるようになっています。そのため、入院が必要な血管造影検査を受けなくても、CT検査でほぼ同じ情報を得ることができます。外来で冠動脈CT をチェックした確実な結果から、治療方法や入院の有無を判断することができます。ですから、診察を億劫がらずに、気になることがあれば積極的に検査を受けることが予防にも繋がります。



‖ TOP ‖  ‖  ‖  ‖  ‖  ‖  ‖  ‖  ‖  ‖
‖ 10 ‖ 11 ‖ 12 ‖ 13 ‖ 14 ‖ 15 ‖ 16 ‖ 17 ‖ 18 ‖ 19 ‖

株式会社保健同人社 Copyright (C) HOKENDOHJINSHA Co., Ltd. All Right Reserved.