死の原因となる因子 〜さまざまなストレスが寿命を短くする〜

 人間が健康に生まれ、半健康になり、病気になって一生を終えるまでの期間を脳細胞の数から考えると、寿命は約120年〜150年になります。しかし、現実は80歳位が一般的で、このように寿命を短くする因子として、遺伝や老化、生活習慣、感染などが考えられます。
因子の1つである生活習慣は重要で、生活習慣が人間や病気を作るといわれています。なかでも「ストレス」が問題で、現代社会が抱える狭い空間や人間関係、時間などが人生を短くしてしまいます。また、結婚や離婚、退職などのライフイベントもストレスとなりやすく、生きる意味が欠如している人も健康とはいえません。実存的虚無感に陥っている人は、自殺などの危険性も考えられます。しかし、死の原因となる遺伝や老化、生活習慣、感染の中で、唯一変えられるのは生活習慣です。とはいえ、習慣を変える行動変容は非常に難しいことです。行動変容が必要な患者であっても、自らが気付かなければできず、何か意味を持たせないと行えません。
このようなストレスの対応コードとして、戦う・逃げる・へつらう(過剰適応)・従病(しょうびょう)という方法があります。従病とは、病に従ったふりをして逆に病を従えてしまうというものです。



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