以前、癌の自然退縮という研究が行われました。この癌の自然退縮には、「実存的転換」という言葉が絶対的な条件となります。実存的転換とは、やり遂げたい目的をしっかりと持ち「素直でしたたかな生き方」、「生きる意味の転換」ができた患者に多く見られています。次のような考え方が例として挙げられます。
・生きざまを素直でしたたかなものに変える。
・絶望から希望に変える
・依存から自立に変える
・自己責任で自己決定をする
・今ここでの生きざまを大切にする
・嘆くよりも笑う
・ユーモアを大事にする
・ペシミスト(悲観主義者)からオポチュニスト(楽観主義者)になる
・パソジェネシスからサルトジェネシスに変える(病気の追求から資源の活性化へ)
・生きる意味を追求する
これらができた患者は、自己超越ができるようになります。また、研究により至高体験が非常に大事だということも分かっています。普段とは違う場所などに行き、気分を変えたり、新しいことに触れることで感動したり、"生きていて良かった"と思える体験が、実存的転換に繋がっていきます。