医療不信と症状 〜医学の限界を医師と患者が理解する必要性〜

 医療だけでなく、現在では疾病構造が変わり、癌や心臓病、動脈硬化、糖尿病といった生活習慣病が増え、改善や完治が難しい病気も増えてきています。
さまざまな「痛み」を抱えている患者は、非常にたくさんいます。しかし、日常的に自分が受けている医療に満足できず、医療不信を抱える患者が多くなっています。このような患者は、あちこちの病院で難しい検査を受けたけれど異常が見つからない、高額な処置を受けたけれど治らないといった不満を持っています。また、原因が分からないことや、症状が治まらないことが不安で痛みが増したり、より治りにくくなって医療不信に陥るケースもあるようです。逆に、医師は訴訟などが心配で、自分の狭い専門領域に入り込もうとしてしまいます。
患者の不具合を感じている箇所や診察して欲しいと思う部分と、医師の診察・診断との間がかけ離れ、行き違いが出てしまいます。医師不信を払拭するためには、まず医療側が現代医学の限界を知る必要があり、患者もそれを理解しなくてはいけません。



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