ぜんそくのイメージトレーニング 〜鼻・喉・気管支の3点観測で気道のイメージを掴む〜

 イメージトレーニングとは、スポーツ選手などが実際に動くのではなく、頭の中で試合やトレーニングを思い浮かべることでテクニックを磨き、戦術を組み立てるといった方法です。ぜんそくでもこのイメージトレーニングを行い、ぜんそくの状態、気道や治療を見つめ直すことが大事です
イメージトレーニングでは、最初に深呼吸をして空気の出入りを気道で確認します。深呼吸をする時は、鼻・喉・気管支の3点観測で気道の状態を意識します。自己管理の基本として、気道のイメージを掴み、ぜんそくが治療で改善したか、逆に悪化していやしないかという治療効果のイメージも描いていきます。
まず、炎症のイメージは、赤く腫れてイライラ・ヒリヒリすること、熱を持って痛むなど、局所の違和感です。炎症が起きている患部からは、タンなどの分泌物が出るため、分泌物も炎症のイメージの一つです。
また、気管支が狭くなると、空気が出入りする時にピーっという音がします。これは、狭窄のイメージを音で確認する作業です。鼻での狭窄イメージは、左右一方の鼻がつまっていないかを鼻呼吸をしてチェックします。吸った時にズルズルする、吐く時につまった感じがするなども狭窄を疑わせる注意点です。喉の場合、比較的広いので、本当につまることはありませんが、つまっている感じを受ける人もいます。気管では、息を吸う時にヒューヒューいう、息を吐く時にピーピー鳴る、ゼイゼイ音がするかを意識して深呼吸を行います。このように、鼻、喉、気管支の3点観測で、気道のどこに何が起きているかのイメージを掴むことが大切です。



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