息を吸う時・吐く時のイメージ 〜セキから吸い込んだ異物をイメージして、喉や胸の状態を確認する〜

 息を吸う時には、鼻から喉、喉から胸、突然の反応の3つに分けて症状を捉えていきます。鼻がつまっていて口呼吸をずっとしているにもかかわらず、鼻づまりを意識していない人が多いようです。左右どちらかの鼻を押さえて息をすれば、鼻がつまっているかが分かります。片側の鼻だけが悪いという人も非常に多く、喉の片側だけが痛い場合には、喉に問題がなくても、痛い側の喉に後鼻漏による黄色いタンが付いているケースがあります。
また、喉から胸に感じる違和感は炎症です。少しの刺激でセキが出る場合は過敏になっていると考えられます。胸につまった感じがあれば気道の狭窄があります。突然のクシャミは、過敏になった鼻の粘膜が刺激されて出ることが多く、突然のセキは異物を吸い込んだ可能性があります。
息を吐く時には、鼻から喉、喉から胸をイメージしていきます。なかでもセキから吸い込んだ物質をイメージすることは非常に大事です。吸いこんだものがアレルゲンの場合、くしゃみが出ます。この吸いこんだ物質が気管に行くと胸の辺りがイガイガして、持続的なセキが出るようになります。こんな場合は気管に慢性的な炎症が起こっており、これが「ぜんそく」の状態です。
誤嚥では異物が入るので神経が瞬時に反応し、異物を出そうと突発的に強いセキが出ますが、すぐに治まります。高鼻漏はアレルゲンと誤嚥の両方のイメージを持つため、突発的にセキが出てしまいます。そしてセキを繰り返す内に気管支が炎症を起こし、ぜんそくへと進みます。特に鼻の悪い人は、このようなケースが典型的です。



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