ぜんそくの症状は、「ゼーゼーして息苦しくなる」が挙げられます。このゼーゼーして息苦しい状態を「ぜんそく症状」と総称しています。とはいえ、ぜんそく症状全てがぜんそくというわけではなく、ぜんそく症状は「ぜんそくの中の1部」です。ぜんそく症状の中には肺気腫や心不全といった別の病気が隠れていることがあります。さまざまな症状の中から本当の意味での「ぜんそく」を探していくことが、ぜんそくの診断です。
ぜんそくの定義とは、「長引く気道の炎症の結果、空気の通り道が狭くなったり、粘膜が過敏になって咳が出たり、ゼーゼーして息苦しくなる発作が出る。良くなったり、悪くなったりすることも特徴」となっています。
このような症状を繰り返していると、気管が徐々に狭くなり、狭い状態のまま固定化してしまいます。これを「リモデリング」といいます。ぜんそくは、定義にあるように「気道炎症」「気道狭窄」「気道過敏性」「可逆性」という4つのキーワードとリモデリングによって診断されます。