ぜんそくは、炎症・気道の狭窄・敏感になる過敏性・元に戻る可逆性、リモデリングが問題になる病気です。また、自覚症状でぜんそくの状態や治療の効果が確認できる病気でもあります。具合の悪い箇所を把握したり、どのような薬を使うとどんな風に治っていくかをイメージして治療を行うと、より効果的に治療が進みます。
ぜんそくは自己管理が基本となるため、自分の鼻や喉、気管支にどのようなことが起こり、それがどんな症状を起こしているか、気道のイメージを持つことが大切です。イメージをつかめば様々な症状に対して、どのような薬や治療が必要か、治療のイメージも描けます。この気道のイメージと治療のイメージを持つことで、ぜんそくのコントロールが行いやすくなります。
コントロールの他、環境を整えることもぜんそく対策には重要です。掃除をする時などは、マスクをしてハウスダストを吸い込まないように気を付けましょう。また、ペットはぜんそくを起こす原因にもなるため、なるべく飼わないようにしましょう。もし、ペットを飼っている場合には、一緒に寝ない、ぜんそく症状が強い時には近寄らないといった予防が必要です。このようにアレルゲンから遠ざかる生活を心掛けてください。
最後になりますが、ぜんそくのコントロールと治療の最終目標は、ぜんそくの症状がなくなるか、発作止めの薬を使用しなくても生活できるようになることです。苦しい時には我慢するのではなく、一時的に薬の量を増やしても症状を抑えることが悪化させないポイントです。日頃から自己管理や症状の改善具合を把握し、現状に即した対処方法や治療がぜんそくの上手なコントロールや快適な生活に繋がります。