4つのキーワードとリモデリングからぜんそくのイメージを掴む〜気道の炎症が狭窄・気道過敏性・可逆性のイメージでしっかりと自覚症状を得る〜

 気道は空気が通るパイプの役割をする器官で、内側には粘膜があり、外側には粘膜を取り巻く平滑筋という筋肉があります。
気道の炎症とは、アレルギーなどが原因で気管支の粘膜が赤く腫れ、熱を帯びて痛むことです。炎症が起こると粘膜が腫れて分厚くなるため、気道が狭く、空気の通りが悪くなります。その空気の通りにくくなった気道を、さらに外側から平滑筋が締め上げるため、ますます気道が狭く、空気が通らない狭窄状態になります。また、炎症があると気道がさまざまな刺激に対して敏感に反応し、セキや炎症を起こす気道過敏性になります。例えば、ホコリが鼻に入ったり、他人の煙草の煙を少し吸い込んだだけでもムセたり、鼻水が出ます。このようなアレルゲンや煙草の煙など以外でも、冷たい空気や暖かい空気、気圧の変化などでも咳が出ることもあります。これらの敏感になっている状態を過敏性亢進といいます。このような症状が治療によって良くなり、季節が変わって元のように回復することが可逆性です。4つのキーワードのイメージをしっかり持つことで、気道の状態を理解し、必要な対処・治療が行いやすくなります。



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