生の素材と消化分解酵素 〜生の食材を食べることで衰えた消化分解酵素を補う〜

 野菜を食べる場合、生と火を通した野菜のどちらも大切です。しかし、茹でるなど火を通した野菜よりも、生の野菜を多く食べることの方がより重要になります。例えば、とんかつの横には生のキャベツが添えられていたり、ステーキにはサラダがついてきます。これには、肉を生野菜が消化・吸収してくれるという理由があります。
生きている全ての動植物は、生の状態の方が消化分解酵素が活発に働き、48℃以上の温度になると消化分解酵素が死んでしまいます。若い時期は消化分解酵素を自分で生み出すことはできますが、歳をとればとるほど、分解酵素を生み出す力が少なくなってきます。そのため、消化分解酵素の強い食材を摂取して、不足分を補う必要が出てきます。毎日、野菜や魚をしっかり摂取していても、魚の塩焼きと肉じゃが、お浸しなどのメニューでは、消化分解酵素を補うことはできないのです。
日本では、生野菜は体を冷やすといわれているため、生野菜に抵抗があったり、寒い時期にはサラダを食べる機会が減ってしまいます。生の野菜が苦手な場合、刻んだ野菜をザルに入れ、お湯をかけて食べる「お湯かけサラダ」がお勧めです。野菜にお湯をかけると温かくなりますが、中心温度は48℃を超えないという結果が出ています。また、お湯をかけることで量が減り、甘みも増して食べやすくなります。
それでも野菜が苦手であれば、生の果物1つでも効果は得られるので、できるだけ"生"の食材を摂取するようにしましょう。



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