肝臓から脂肪分を血管の壁にどんどん運んで行くリポタンパクのことを「悪玉コレステロール(LDLコレステロール)といいます。健康診断の結果などで出てくるLDLコレステロール値とは、リポタンパク内のコレステロールの数を測ったもので、140mg/dl以上あると危険です。逆に、溜まったコレステロールを肝臓に運び戻してくれるリポタンパクを「善玉コレステロール(HDLコレステロール)」といいます。このHDLコレステロールは動脈硬化のリスクを下げる重要な働きをしています。
100歳以上の高齢者は、例外なくHDLコレステロール値が高く、心筋梗塞を起こした経験のある人は、LDLコレステロール値が高いということが分かっています。健康で長生きするために必要なHDLコレステロールを減らす大きな原因は、「肥満」と「たばこ」の2つです。反対にHDLコレステロールを増やすのは「有酸素運動」です。ウォーキングなどの運動でHDLコレステロールを増やすことは十分に可能で、ウォーキングには内臓脂肪を落とす効果もあります。
「運動」が良いと分かっていても、膝が痛むためにできない人もいます。膝に痛みを抱える人の多くは、体重が重い傾向があります。1kg体重が増えると膝への負担は3倍になり、歩き出しでは10倍もの負担がかかっています。そのため、わずか3kg増えただけでも、歩き出す時には膝に30kgも余計に負担がかかってしまい、痛みを感じてしまいます。これが変形性の膝関節症の典型的な症状です。膝に痛みを抱え、運動がなかなかできない人は「水泳」をしましょう。水泳は自分で体重を支えることなくできる、唯一の全身運動です。