現在では、糖尿病患者を除いた糖尿病予備軍だけで900万人以上といわれ、20歳以上の6人に1人は糖尿病の危険性があるようです。これほどまでに糖尿病患者が増えた理由の1つとして、カロリーの高い「洋食」が挙げられます。三大栄養素といわれる脂肪・タンパク質・炭水化物の中でも、脂肪のカロリーは最高。お菓子を例に見ると、和菓子の大福よりも脂肪分の多い洋菓子のケーキを食べる方が、カロリーの摂取量が高くなってしまいます。
戦後の日本では、脂肪摂取量と共に、車の販売台数と糖尿病が一直線に伸びています。脂肪を多く摂取しているにもかかわらず、自動車の普及で歩く機会が減ったため、糖尿病を患う危険性が高くなったということです。このような結果から、現在では日本だけでなく、アメリカやフランスでも洋食離れが進み、お寿司などカロリーの少ない日本食が見直されてきています。
「笑い」には血圧だけでなく、血糖値を下げる働きもあります。そのため、笑いが糖尿病の改善にも繋がることが最近では分かってきています。大阪には、笑いを糖尿病の治療に取り入れている病院もあるほどです。この病院では患者に漫才のビデオを渡し、毎日見ることを義務付けました。そして、1ヶ月後に血液を調べた結果、1ヶ月前に比べて血糖値が下がっていました。笑うことで血糖値が下がる原因はまだ分かっていませんが、効果的であることは証明されているため、現在では笑いと血糖値について遺伝子レベルの研究が行われています。