今まで述べてきたように、脳を活性化させるためには、正しい目線やリズム、有酸素運動、ストレッチなどが有効です。運動で体を壊さないためにも、まずは、軸をしっかりと持った立ち方が大切です。背骨を強化し、守るためにも、深層筋(インナーマッスル)を鍛えることが大事で、しっかりとした軸を持っていれば、ただ歩いているだけでもより大きなエネルギー消費に繋がります。肘を後ろに引き、腹筋を使った歩き方は、間違った体操をするよりも効率が良く、体には効果的です。しっかり歩いていても体に良い変化が現れない場合、基礎がきちんとできているか、見直す必要があります。
通常の筋肉トレーニングで、体の外側に筋肉を付けることはできますが、インナーマッスルが使っていなければ、体を壊しやすくなったり、トレーニングを止めると体がすぐに元に戻ってしまいます。ポイントは、「姿勢=腹筋+背筋」。"きちんと立つ"が定着すれば、忙しい生活にトレーニングを取り入れなくても、日常生活で腹筋を鍛えるなど、効率の良い運動が可能になります。
また、関節が柔らかく、筋肉をしっかり使える健康的な体を取り戻すには、ストレッチが大切です。関節の可動域があるからこそ、次のステップとして筋肉トレーニングが行えます。不調になってから、ストレッチや筋肉トレーニングを始めようとしても、心身の準備ができていなければ不可能です。関節を滑らかにするストレッチは、筋肉トレーニングにもなり、新陳代謝を高めるだけでなく、痛みを軽減させるケースもあります。関節が硬くなって起こる問題は多いため、関節を意識したストレッチは大切です。
最後になりますが、これまでお話ししてきた「SPARK」は、ダンス理論の動き方を基礎に開発された心身を同時に鍛えるトレーニングであり、安全でエネルギーの燃焼率が高く、美しく健康な体づくりに役立ちます。更に、脳を活性化してベストな状態へと導きます。基本となる軸の他、ストレッチで可動域を取り戻すことが大切です。腹筋を使って行動すれば、速やかな行動ができ、体を守ることも可能です。腹筋を使わずに物を取ろうとすると肩を傷めたり、腰を傷めたりするケースもあるため、鞄を取るなどのちょっとした動きでも、腹筋を使って行うと良いでしょう。
脳を活性化し、筋肉の付いた健康な体を持ち続けるためには、日常生活が1番の運動です。常に腹筋を意識した生活が効率の良い運動の秘訣となるので皆さん是非実践して下さい。