現在56歳の私(岡田氏)は、昨年、非常に激しい頭痛に襲われ、病院で検査を受けました。その結果、動脈硬化など、さまざまな問題点が見付かりました。それらはすぐに治るものではありませんが、運動で改善していく必要があると思い、トレーニングを始めました。そして、約3ケ月経った時、体の内側の変化を感じることができました。
トレーニングをするまでの私は、姿勢が悪く、猫背でした。また、左膝が悪く、約2kmのジョギングでも膝に痛みを感じ、歩けなくなるタイプだったのです。しかし、清水に「そういう考え方をするからいけない」といわれました。つまり、"膝が痛い"と思った途端、常にそれを意識するため、走ると痛くなるということです。そこで考え方を変えたところ、3ケ月後には10km以上走ることができるようになり、半年後にはハーフマラソンに出ることができました。
脳生理学者 ジョン J. レイティの「脳を鍛えるには運動しかない(NHK出版)」という本があります。この本を読んで分かったことは、清水のトレーニング方法は、体の調子を整えるだけでなく、同時に脳をベストな状態に保つということです。本の中にも書かれていますが、ダンスのリズムや複雑なリズムは、脳を活性させます。脳細胞は、子供の頃に完成し、150億個程になった脳細胞は、その後、減っていく一方です。しかし、本によると脳細胞は強くすることができ、脳細胞から出てくるシナプスの数も増やすことができるようです。さらに、複雑な運動は脳内活動がより活発になり、セロトニンやノルアドレナリンなどの分泌量を豊かにし、脳の状態をベストにしていきます。これに有酸素運動を加えると、多くの酸素が血液によって脳に運ばれ、より良い状態を作っていくそうです。「ゼロ時限体育」という、1時間目の前にグラウンドを2周位走り、心拍数を上げておくと午前中の授業で成績が上がることも立証されています。
私は、その集大成が「SPARK」にあるとひらめきました。このトレーニングは健康に繋がるため、肥満を減らすこともできます。これを応用していけば、うつ病やアルコール依存症、精神的要因による疾患、認知症なども含め、全て改善していくことができます。このSPARKを多くの人に広め、日本中を元気にできればと思っています。