実践① 〜基本姿勢:正しい立ち方で体に「軸」をしっかりと作る〜

 「体の使い方」「美しい動き方」「ダンスなどの不規則な動きは脳に良い」という3点に注目しながら体を動かしていきます。
まず、「立つ」ことも運動の1つです。ですから体調が悪い時以外は、なるべく立つように心掛けましょう。正しい立ち方は、「軸」のある立ち方で、体の芯を持っているかが重要になります。軸のある正しい立ち方は、それだけで効率の良い運動になります。
きちんとした軸を持つと、左右が限りなく均一になり、歩行も均等になってきます。軸のない歩き方はバランスが悪くなりますが、そのバランスの悪い状態のまま、筋肉は順応してしまいます。このようになると、不要なところに筋肉が付き、そのまま固まっていきます。これでは、片側の筋肉が強くても、反対側は弱い状態になり、体全体のバランスを崩してしまいます。その結果、膝に負担がかかって痛みを感じたり、内臓などを圧迫するなど、不調の原因となります。

●つま先を左右対称に開き、まっすぐに立つ。
●できるだけ膝を曲げずに、足の裏全体でしっかりと地面を踏む。

<ポイント>
地面をしっかりと踏んでいることを自覚します。地面を踏んだ時、腹筋を感じるようにします。体力づくりでは、自分の足の裏を感じることが重要なポイントです。「足で地面を踏むんだ」と意識して行うと、体がどんどん反応していきます。逆に、無意識にやっていると体には浸透しません。

●しっかりと地面を踏んだ状態で、首が前後に倒れないようにしながら、お尻や膝に力を入れ、そのままの状態で、つむじを上に引っ張る。

<ポイント>
力を入れて地面を踏んだ時、お尻や膝に力が入ります。その下に引っぱるエネルギーを感じながら、つむじを意識して体を上に引っ張りながら立ちます。上下に引っ張られるエネルギーを感じましょう。これが自分の「軸」となる基本の体勢です。
このトレーニングは、無理をするのではなく、今、自分ができる範囲で、できるだけ上下に引っ張ることが大切です。下と上に引っ張るのは、非常に負荷がかかります。これは、自分の力でつくれる負荷で、あちこちの筋肉を使うため、効率が良くなります。
※これは、全ての運動の基本となる軸の姿勢です。



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